オークス①
2017年G1における、1番人気の着順
③フェブラリー
③高松宮
①大阪杯
③桜花賞
⑦皐月賞
①天春
⑰NHK
⑦VM
1着は大阪杯→天皇賞のキタサンブラックだけ。オッズ1倍台でさえ、桜花賞のソウルスターリング③着とヴィクトリアMのミッキークイーン⑦着。
スプリント、マイルや春の牝馬は荒れるとはいえ、波乱続きである。
オークスの見解だが、次の3点を重視したい。
①距離適性・血統より素質の高さ、調教
②スローからの3Fの切れ味
③府中との相性、気性の良さ、馬体重
①2400はどの馬も初めてだから、例えば「ダイワメジャー産駒だからといって距離が保たないのでキリ」といったことはしない。阪神の桜花賞はハードであり、これを好走した馬はもちろんのこと、敗退した馬でも桜花賞を機に成長を遂げるケースがある。だから、直前の調教を注視する必要がある。
②3歳牝馬は調子が不安定であり、牡馬に比べて馬体から距離適性もわかりにくく、どの騎手もハイペースを望まない。例えば今年の4/23、東京6R4歳500万下は同コースだが、勝ちタイムは2:25.9。去年のシンハライトが勝ったオークスは2:25:0、ヌーヴォレコルトの時は2:25.8である。ちなみに2016ダービーはマカヒキ2:24.0、2015ドゥラメンテは2:23.2だ。ラスト3F勝負になると見る。
③関西馬が13頭おり、有力馬のアドマイヤミヤビ、リスグラシュー、モズカッチャン、レーヌミノルも含まれる。しかし今挙げた馬はすべて東京遠征で1〜2着の経験があるため、府中との相性は良いと言える。オークスに向けてどこまで体調を維持し、落ち着きを保っているかを測るには馬体重が指標になるだろう。体調が下降線であったり、精神的にいらつき走る気を無くしている場合は、飼い葉を食べずに調教するので、体重が大きく減る。体重が減れば強い調教ができない。ただし、大舞台に向けて体重をギリギリまで絞って仕上げてくるので、マイナス2〜8kgが好走している。直前の馬体重に注目だ。